2012年3月1日木曜日

今から始めるGAE/J 1回目 環境構築

こんばんは。
scarvizです。

さっそくサボりまくっていました。
そろそろ本気出す。

ということで、先日は神戸GTUGのGAE勉強会に参加してきました!
そこで教えてもらったことと、実際に自分で開発環境を作ったので、それらを今回は書いていきますね。

1.環境構築

まずは環境構築をします。
僕のPCはWindowsなので、Windowsベースで説明しますね。

Eclipse準備するとこは割愛します。
僕はAndroidの環境を作ってるので(笑)
僕が使っている環境は以下になります。
これらを取得してきて、JDKはPATHを通してください。

  • Eclipse 3.7(INDIGO)
  • JDK 1.6.0_26 ←最新で良いと思います。念のためJava6の方がいいかもくらい?


以下サイトが参考になると思います。
Eclipse入門
http://www.javadrive.jp/eclipse3/
Android入門
http://www.javadrive.jp/android/



ちなみに、Android環境とか作ってるなら、出来たら分けて作ったほうがいいらしいんですが、面倒なので僕は一緒ごっちゃにしちゃっています。
※AndroidとGAEなら特に問題ないそうです。

一応というか、ワークスペースだけ別に作りました。

では、Eclipseを起動しましょう。Pluginをインストールしていきます。
メニューの「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」を選択します。(図1)

図1 新規ソフトウェアのインストールを選択

別ウインドウで「使用可能なソフトウェア」が立ち上がります。
右上部の「追加」ボタンを押下してください。(図2)

図2 追加ボタン押下

「リポジトリーの追加」ダイアログが表示されます。
名前に「Google Plugin」
ロケーションに「http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.7」
を入力し、OKボタンを押下してください。(図3)

図3 リポジトリーの追加

戻ると、中央にインストール対象となる項目が4項目表示されます。
すべてチェックを入れ次へを押下します。(図4)
ここではGAE開発に必要なプラグインとSDK、Android用のツール、GWT(GoogleWebToolkit)をインストールすることになります。


図4 インストール項目選択

承認画面では承認にチェックして次へ、インストールするよって画面ではOKボタンで進めていきます。
途中で、「セキュリティー警告」ダイアログが表示されますが、気にせずOKボタンを押下します。(図5)


図5 セキュリティー警告

最後に再起動するか聞かれるので、「今すぐ再起動」でEclipseを再起動させます。(図6)
これで環境構築は完了です。

図6 Eclipse再起動


2.GAE登録

次はGAEの登録の説明をしていきますね。
https://appengine.google.com/
にアクセスしてください。
ログインしていない場合は、ログイン画面が表示されるので、Googleアカウントでログイン
してください。
ログインしたら、「Create Application」ボタンを押下してください。(図7)

図7 GAEトップ画面

携帯メールアドレスでGAE登録を行います。(図8)
携帯メールアドレス必須なので、無い人は何とか頑張って取得してください。


図8 携帯メールアドレスで認証

「Country and Carrier」では、まず国をリストから選択します。
日本の携帯キャリアを使用していると思うので、「Japan」を選択してください。

選択すると、右側に「Select your carrier」というリストボックスが表示されます。
そこで、携帯メールアドレスの『@』マーク以降(ドメイン部分)をリストから選択します。

「Username」のテキストボックスには、携帯メールアドレスの『@』マークより前の部分を入力します。
全部入力し終わったら、「Send」ボタンを押下する前に、携帯メールでフィルタリングを有効にしていないか確認してください。
この後、携帯メールアドレス宛にGoogleからメールが届くので、もしメールフィルタをかけている場合は、
「@google.com」
を受け取れるように受信設定してください。

フィルタリングの設定も大丈夫になったら、「Send」ボタンを押下してください。(図8)


図8 携帯メールアドレスを入力

携帯メールアドレス宛にGoogleからメールが1通届いていると思います。
メール本文にコードが記載されているので、「Enter Account Code」にそのコードを入力します。
入力が終われば、「Send」ボタンを押下します。(図9)
これでGAE登録は完了です。

図9 コード入力

「Create an Application」という画面が表示されますが、とりあえず今は必要ないので、そのまま閉じてください。
ここは新規でWebアプリ作るときに入力してください。
https://appengine.google.com/
にアクセスして、 「Create Application」ボタンを押下すれば、いつでも表示されます。


3.実行

実行環境としてはローカルとGAEの2パターンがあります。
ローカルなら、Webブラウザでhttp://localhost: 8888にアクセスすればOKです。
GAEでは、あらかじめ登録しておいたところにデプロイするそうです。
とりあえず、今回はローカルで実行してみました。

まずはプロジェクトを作成します。
パッケージエクスプローラから右クリック→「新規」→「プロジェクト」を選択します。(図10)
※ここで「Webアプリケーション・プロジェクト」を選択してもOK。


図10 新規プロジェクト

「Webアプリケーション・プロジェクト」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。(図11)


図11 Webアプリケーション・プロジェクトを選択

プロジェクト名、パッケージ名を入力します。
今回はGWTは不要なので、チェックをはずして、「完了」ボタンを押下します。(図12)

図12 プロジェクト作成

プロジェクトの中を見てみると、一つだけクラスファイルが生成されています。
さっそく実行してみましょう。実行ボタンを押下してください。(図13)

図13 実行

コンソールに色々メッセージが表示されます。
図のように出てれば成功です。

ちなみに実行した場合、サービスが起動するのですが、続けて別のプロジェクトを実行したい場合は、一度サービスを停止しないといけません。
停止したい場合は、コンソールの右上にある停止ボタンを押下してください。(図14)

図14 実行時のコンソール

Webブラウザを起動し、 http://localhost:8888にアクセスしてください。
画面にプロジェクト名のリンクが出来ているので、そこをクリックしてください。(図15)

図15 ローカル環境

「Hello, world」が表示されます。(図16)
実行はこれで完了です。

図16 Hello, world


おー!ちゃんと表示されたーって感じですね。
これから色々いじっていきましょうということで。

1 件のコメント:

  1. うぉぉ超力作&長文ですな!びっくりしたw
    勉強会当日もJavaが人気だったみたいですね~
    pythonの方も盛り上がるようにがんばらなくては :D

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